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『このホームページが出来るまで・・』

 

このホームページは、コーチの大先輩であり大切な友人の溜香世子(たまり かよこ)さんの多大なるご協力によって作成されました。

 

私のコーチングに大きな可能性を感じてくれた彼女は、「自分ではどうしたらいいか分からない」とうじうじ悩んでいた私に「ホームページを作ろう!」と軽やかに声をかけ、プロのカメラマンさんを探して素敵な写真撮影をすることを提案し、その撮影会場にも一緒に足を運び、メイクが苦手な私の顔をかわいらしく?変身させてくれました。

 

サイト内に掲載されている文章は全て私自身が執筆させていただいていますが、誰もが美しいと大絶賛してくださるこのページのデザイン、製作は全て溜コーチの才能と大きなご尽力によるものです。

 

この場をお借りし、改めて溜香世子コーチに深く御礼申し上げます。ありがとうございます。

 

ところで、このホームページをプロデュースいただいて、思うことがあります。

以前、私もちょっとだけ、ホームページ制作のタグなどについて、勉強をしたことがありました。

講師は私と同じ視覚障害を持つ方で、「実際に自分の目で確認することは出来ないけど、理屈上、多分こんな色や文字フォントになっているはず」と二人で信じ、とても簡素ではありましたが、一応自分のページも完成させることが出来ました。

 

これはこれで、とても大事な経験になっています。

 

しかし、今回、溜コーチにとてもとても美しいページを作っていただいて、強く感じたことがあります。

それは、「助けを求める」ということの素晴らしさです。

 

とりわけ障害を持っている人には、「いかに自分一人でやるか」、「人の手を借りずにきちんと出来るか」という「自助努力」に強くフォーカスした教育やリハビリテーション、そして子育てが行われ、自らも、そうしなければならないと強く信じているように感じています。

もちろん私自身にもそういう思いは強くあります。

 

確かに他人の手を借りずに何でも自分の力で出来るということは素晴らしいし、それに越したことはないでしょう。しかし、自分以外の人の手を借りて夢を実現できることほど幸せで、そして力強いこともないかもしれません。

 

自分一人の力量、発送、思考、そしてスピードには、ある程度の限界があるし、ともすると、いつもの安全な、決められたパターンのようなものも存在しているかもしれません。

 

「頑張れば一人で出来るかもしれない」と思うときほど、あえて周りに助けを求めて、より柔軟に、新しい風を取り入れる。そこから思わぬ掛け算が生まれ、1plus1が10にも100にもなることがある。そしてそこから、今までには想像することも出来なかった美しい響きが生まれる。

 

私たち真面目な日本人がよく陥りがちな、「頼る」、「甘える」という発想とは、ニュアンスがかなり違うことにお気づきでしょうか?

 

 

今回、もしかしたら私は以前に教えていただいたホームページのタグの資料をどこからか引っ張り出し、自分自身で黙々と、ページに反映される色やフォントをただただ想像しながら、試行錯誤のホームページを作ることは可能だったかもしれません。

 

しかしそれはとても孤独で心細く、そしておそらく自分という枠から出ることのない、なんとも味気ない作用だったことでしょう。

 

四苦八苦してようやく出来上がった自作ホームページも、残念ながら、かなりいけてないかもしれませんね(笑)。

 

溜コーチが快く声をかけてくださったことで私の扉は大きく開かれ、新しい光がこのホームページに満ち溢れています。

 

これは、二人の掛け算から新たに生まれたみずみずしいエネルギーです。

 

心から、深く感謝いたします。

 

溜 香世子ホームページ